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ぱられる
こんにちは。藤/田/和/日/郎/の作品が好き過ぎてちょっとおかしくなりはじめた
粉太郎です。いまサンデーで月/光/条/例/ていう作品を書いてる人なんですが
私はそのなかのシンデレラの話がどの話より好きです。

知らないひとのために、私の価値観を鬼のように詰め込んで説明すると
絵本の世界に、絵本の登場人物の心をおかしくさせる「青い月」がのぼり
物語がはじまります。この青い月をみた登場人物は自分の「物語」に疑問をもち、
読み手である人間界へ飛び出す力を手に入れます。人間界では物語への怒りや
自分が絵本の中で出来なかった事などを乱暴な方法で実行していきます。
しかし、1週間ほど絵本に登場人物がいないままになるとその物語は消滅して
しまいます。そこで人間界を守り、絵本を守る月光条例執行者が登場します。
主人公はひょんなことから(この言葉便利ww)条例執行者に選ばれ、
絵本の登場人物が納得のいくように、条例を執行し、絵本の中に戻していきます。

ざっと話をまとめるとこんな感じの話なんですが、条例を執行するとき
武器で叩きつけたり、こぶしで殴ったりする所が少年漫画だなーと思いますww
藤田和日郎の作品は無駄な暴力を徹底的に否定するところが大好きです。

で、シンデレラの話。
シンデレラは幼い頃に母をなくし、父が再婚したまま母や姉たちにいじめられてます。
それをかわいそうに思った魔法使いが魔法でお姫様に仕立て上げてお城の舞踏会に連れて行き、
見事王子のハートをゲットして幸せに暮らしました…というお話です。

藤田和日郎はこの物語に「はあ?いじめられて、自分じゃ何もしてないのに王子様に
好きになってもらって、一生幸せになった?自分から何もしない人生なのに
幸せになったの?うそでしょ?(笑)」と疑問に持ちました。(100%想像だけどね!)
そこで、藤田さんは人間界で大暴れするシンデレラを描きます。
シンデレラが大暴れしている間に物語が消えないように、シンデレラのストーリーを
知らないヒロインが絵本の中にはいって、また別の大暴れをします(笑)
(舞踏会を武道会と勘違いして本気で殴りかかりに行き、王子を殴り倒したり)
最終的に、条例が執行されたあと、シンデレラの物語は少しだけかわりました。
シンデレラは幼い頃に母をなくし、父が再婚したまま母や姉たちのいじめにもめげず
夢にむかって努力し、王子に50回プロポーズされて、仕方ないので週に5日はお城で
暮らしました…というように。ちなみに週2回はアメリカの車工場で働いてます。

書かなくてもわかると思いますが、このシンデレラの話で私が一番すきなのは
「だれかにもらった幸せなんかじゃなくて、私自身がつかんだ幸せが
一番幸せなのよ!そんなのができないなんて幸せじゃないわ!」
というシンデレラのスタンスです。

上手くいかなくて、もがいて、苦しくて、どうしようもなくて、
辛いけど楽しくて、悲しいけど嬉しくて…そんな感情こそが幸せだと思います。
だれかに「一生幸せに暮らしました」なんか書かれたら腹が立ちますよね。
「一生幸せ」という言葉ほどうそ臭くてバカらしい言葉はありません。
元気で向こう見ずで、努力家で好きなことに貪欲で、勝気な藤田さんのシンデレラが
愛しくてたまりません。ハイスピードなガラスの車の助手席に乗ってハードロックでも
流しながら藤田さんのシンデレラと夜の町をドライブしたいです。
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